亡くなったペットの遺体は適切な方法で安置してあげましょう。
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遺体の安置
大事なペットが亡くなった悲しみはとても大きく、ショックのあまりすぐには信じられず、何日もそのままの状態で放置してしまう方がいます。
ですが、そのまま長い間放って置くと、次第に死後硬直が始まってしまいます。
おおよその目安として、犬や猫などは死後2時間程度で始まるとされ、手足・腹部・頭部の順に硬直していきます。
そのため、変な体勢のまま完全に硬直してしまうと、棺に入らないこともありますので、飼い主が適切な対応を取る必要があります。
また、遺体の安置方法については、比較的冷たい状態を維持することが重要です。
遺体を毛布やバスタオルの敷いてあるダンボールなどのケースに入れておき、頭の位置を体よりも高くしてあげましょう。
この際、保冷剤なども一緒に入れておき、体をタオルで包んであげると、より保冷効果が期待できます。
このほか、温度だけでなく湿度にも注意しなければいけません。
自宅で安置させる場合は、できるだけ部屋の湿度を低くし、遺体の腐敗を防ぎましょう。
これらの作業を行うのと行わないのとでは、遺体の状態が大きく変わってきます。
元々の遺体の状態や時期によって多少左右されるものの、安置しておける期間は1日~3日程度が限界とされていますので、早めに埋葬してあげましょう。
中には、遺体を預かってくれるサービスを行っているペット霊園もありますので、心配な方は相談してみるといいでしょう。